会員学生の皆さん、こんにちは。
最近の中国の技術革新の暴走はかなりぶっ飛んでいます。
もちろん虐げられた人民の犠牲と独裁体制と技術情報の窃取、問答無用の競争社会、著作権など知的財産に対する人民の無知や無感覚など複数の恥ずべき要素から、世界の技術を我が物にし取り込んで社会に応用できた国だからこそ、あの発展ができたのですが(-_-;)
私は今問題となっているドローンが日本で取り上げられた頃から、これはやばいことになると感じていましたよ。
なぜかと言うと、18年ほど前、日本で当時一番大きなドローンを作っていたのは、(当時の社名は忘れましたが)留学に来た中国人たちが日本で立ち上げた企業だったからです。
私のそれまでの中国人との接触経験から、この分野の成果が中国に持っていかれるのは時間の問題だと思ったものでした。
ところが今やその予想も飛び越して、ドローンは人間を多数殺害できる兵器となりました。
そして誰一人戦死させるわけには行かない一人っ子軍隊の人民解放軍にとっては、このドローン兵器がまさに救いの神となったのです。
中国解放軍はみな一人っ子なので、軍艦一隻が撃沈されたとなれば、乗艦人員は(規模にもよりますが)300人程度、それぞれが各家庭の後継ぎであるため、これは300世帯のお家断絶に直結した問題だからです。
当然一人の殉職ではなく、一家断絶に見合った補償を遺族に支払わなければ納得してもらえませんし、殉職者が多数出れば約束は果たされない可能性も出て補償も手薄となります。
そうなるとその問題に民主活動家や反主流派が飛びつき、実家が保証されないとの噂が戦区内で広がれば、上官の命令を拒否する個人や部隊が出てきます。
それでは軍が組織として機能しません。
だから中国解放軍の部隊活用は、
❶少数民族の弾圧
❷反撃がまったくない敵地への上陸や印象操作のための一時的占領
❸核を含めたミサイル攻撃
❹圧勝が確信できる局地的やり逃げ的交戦
などに限定されるのです。
しかしこれでは台湾を取ることができません。
むしろ「❷反撃がまったくない敵地への上陸や印象操作のための一時的占領」や「❹圧勝が確信できる局地的やり逃げ的交戦」ができる優柔不断で平和主義を気取った国がとなりにありますよね(-_-;)
台湾相手に戦争をしたら確実に反撃が来ますから、私はむしろ日本のほうが危ないのではないかと思います。
また私の予測としては、沖縄や九州の一部には、ミサイルが着弾するのではないか?と真面目に考えていますよ。
もちろん、具体的な人的被害が出たら大変なことになるはずですから、やっても人民の溜飲を下げさせる程度かと思われます。
…が、それは日本人の考えるパターンでの予測であり、中国人はその日本人的常識が通用しない民族である上に、一党独裁体制のどこかに狂った幹部が存在すれば、後先考えずにそれはすぐに形になるからです。
その狂った形が出ているのが、今の中国の暴走した技術革新による人民管理体制。
発展した理由が日本のそれとは大きく違うのですよ。しかし最大の弱点も抱えているのです。
逆に言うなら、人民管理システムがガッチリ機能していれば、人民解放軍は一人っ子軍隊の限界を超え、その戦力を最大限に発揮します。